2015年5月3日日曜日

血糖値を上げないという発想転換

毎日の食事で気をつけていること、

「それは糖質の含んだ食材をなるべく摂らないようにする」

ということです。

もう少し具体的に言うと、

主食を取らない。です。

もうちょっとだけわかりやすく言うと、

「主食を食べずにおかずだけ食べる」

です。

こういった食事をもう3年続けています。

下の写真がまさに僕が食べている食事の一例です。

 
おかずだけでしょ!
 
平成24年3月5日に、糖尿病性ケトアシドーシスを発症して緊急入院をしました。
 
入院当時の血糖値は、285mg/dl。HbA1cは、11.5%(JDS値)です。
 
入院中、血糖値が一時的に402mg/dlまで上がりました。
 
血糖値、HbA1cともに高かったんですが、それよりもこん睡状態の一歩手前といった最悪の状態でした。
 
入院してすぐに血糖値を下げるという治療が行われました。
 
インスリン注射を一日に4回打つように、医者から指導がなされました。
 
ちなみ、このインスリン注射ですが、医者からは、
 
「糖尿病は治らない病気だから、インスリン注射は一生打ち続けなくてはなりませんよ。病状がよくなれば薬に変わるかもしれませんが。
血糖値を下げるには、死ぬまでインスリン注射を打ち続けなくてはなりません。」
 
と指導されていました。入院中、血糖値を下げるということが重要だと思っていました。
 
 
 
しかし、僕の中で発想の転換が起こります。
 
それは、
 
糖質のみが血糖値を上げる

1gの糖質が体重64kgの2型糖尿人の血糖値を約3mg/dl上昇させる
 
ということを知ったためです。
 
そこから、血糖値を下げる のではなく、血糖値を上げない!と発想の転換が起こりました!
 
 
詳しくは、自分の命は自分で守る をご覧になって下さいね!
 
 
 
この発想の転換により、
 
平成24年3月5日   空腹時血糖値 285mg/dl   HbA1c 11.5%(JDS値)
 
平成24年4月5日   空腹時血糖値   97mg/dl   HbA1c 10%(NGSP値)
 
平成24年5月10日 空腹時血糖値 101mg/dl   HbA1c 7.2%(NGSP値)
 
平成24年6月14日 空腹時血糖値   99mg/dl   HbA1c 6.2%(NGSP値)
 
平成24年7月19日 空腹時血糖値   92mg/dl   HbA1c 6.0%(NGSP値)
 
 
平成27年3月15日 空腹時血糖値   95mg/dl   HbA1c 5.9%(NGSP値)
 
結果はこのような感じです。
 
ちなみに、インスリン注射ですが、糖尿病発症から3ヶ月で完全に離脱出来ました。
 
薬で血糖値を安定させているわけではありません。
 
糖質の含んだ食材を摂らないよう気をつけているだけです。
 
 
 
そうそう、血糖値を下げるために薬には副作用の恐れがあります。
 
平成26年、 大阪市中央区の御堂筋でワゴン車が暴走して通行人らが重軽傷を負った事故で、大阪府警は4日、車を運転していた大阪市福島区の会社員を自動車運転死傷処罰法違反(危険運転致傷)容疑で逮捕し、発表した。糖尿病による低血糖症で、意識障害を起こした疑いがあると判断した。
  
「SGLT2阻害薬」という薬があります。
これはインスリンの分泌を促す従来の薬とちがい、尿中の糖を体内に吸収させるたんぱく質の働きを邪魔し、体外に出して血糖値を下げます。
利尿作用があり、体重を減らす効果もあるとして注目されている。昨年4月以降、国内で6製品が販売され、専門家によると10万人以上が服用していると推定される。
ただし、SGLT2阻害薬には、副作用があります。
重篤なものは皮膚障害、尿路感染症、脱水症などで、服用した患者10人が死亡していたことが、各製薬会社による副作用調査でわかった。とあります。
 
血糖値を下げる薬、糖を排出して血糖値を下げる薬には、なんらかの副作用があります。
 
 
 
血糖値を上げないという発想の転換が必要です。
 
 
 この発想の転換で得られるものは、もちろん血糖値の安定ですが、それよりもなによりも心の安定が得られます。

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